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PGA選手分析:エリック・コール

選手分析(2023)
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エリック・コールのプロフィール

エリック・コールは1988年アメリカ生まれの36歳。

PGA参戦は2021年の全米オープンが最初でした。

それまでは下部ツアーで長い間プレーしていた苦労人と言ったところでしょうか。

2022年下部ツアーのコーン・フェリーツアーでPGAツアーの切符を手にして2023年から

シード選手として活躍しています。

2023年のエリック・コールのデータ分析

2023年のエリック・コールのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

エリック・コールはアプローチとパッティングに実力がある選手です。

ティーショットではあまり稼げていませんね。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

エリック・コールのティーショット

ティーショットのSG値はー0。268とマイナスとなっています。

ドライビング・ディスタンスは113位、フェアウェイキープ率は163位とあまりよくありません。

グッド・ドライブ・パーセンテージとはフェアウェイキープした回数とフェアウェイを逃したもののそこからパーオンした回数を足した割合です。

トータル・ドライビングとはドライビング・ディスタンスとフェアウェイキープ率のランクを足したものです。

ボール・ストライキングとはトータル・ドライビングのランクとパーオン率のランクを足したものです。つまり飛距離とキープ率とパーオン率の総合評価と言っていいでしょう。

この3つとも低い順位となっています。

エリック・コールのアプローチショット

アプローチですあ、こちらのSG値は19位です。素晴らしいですね。

パーオン率こそあまりよくありませんが、フェアウェイからのアプローチの対パー比がー0.134で第36位です。

フェアウェイからのアプローチの対パー比とはフェアウェイからアプローチしたときにパーをゼロとした場合のスコア比です。すべてバーディーで上がればー1.000となります。

こちらも第36位といいです。

2オン狙いする率とその時にグリーンオンする率こそあまりよくありませんが

2オンしたときにバーディー以上で上がった率は約63%と27位と、あとで述べますがパッティングが優れているのでチャンスはモノにしている方だと思います。

エリック・コールのグリーン周り

グリーン周りはサンドセーブ率、スクランブル率ともにまずまずです。

スクランブル率とはグリーン周りのバンカーだけでなく、グリーン周りのあらゆる場所から2打以内でカップインした割合です。

エリック・コールのパッティング

パッティングはラウンドあたりのパット数とパッティング・アベレージともに第2位と素晴らしいです。

パッティングもエリック・コール選手の強みと言えるでしょう。

エリック・コールの距離別パーオン率とアプローチショットの残り距離

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

まとめ

エリック・コール選手はティーショットこそあまり強みではありませんが、

アプローチとパッティングでそれを補っているタイプの選手です。

ティーショットがもっと稼げればもっと早くからPGAツアーで活躍で来ていたでしょう。

しかしうまくかみ合えば、優勝する可能性も十分にある選手であると言えるでしょう。

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