松山英樹のプロフィール
松山英樹は1992年愛媛県出身の32歳。
プロ転向は2013年、PGA参戦は2015年、PGAでの優勝回数は9回、メジャーは2021年にマスターズで優勝しています。
日本人初のマスターズ制覇ということで大変話題になりました。
PGA参戦以来、ずっとシード権を維持しています。すごいことですね。
2023年の松山英樹のデータ分析
2023年の松山英樹のSG値のレーダーチャートは次のようになっています。
松山の特徴はアプローチショットの精度とグリーン周りの小技と言えるでしょう。
次の表は主だった項目の数値を並べたものです。
松山英樹のティーショット
ドライビング・ディスタンスは平均より下です。
フェアウェイキープ率も平均並みです。
SG値も0.086と第81位で、ティーショットで稼ぐタイプの選手とは言えないでしょう。
松山英樹のアプローチ
松山が秀でているのはアプローチショットです。
SG値は0.609,第12位です。
パーオン率こそ平均並みですが、フェアウェイからのアプローチの対パー比(フェアウェイからアプローチしたときのパーをゼロとした場合のスコア比。理論的には全部バーディーで上がればー1.000となります)はー0.152と第15位です。
アプローチショットでスコアメイクしている選手と言えます。
松山英樹のグリーン周り
グリーン周りもまずまずで、サンドセーブ率は全体の52位、スクランブル率(バンカーを含むグリーン周りから2打以内でカップインした率)も第23位です。
小技も冴えています。
松山英樹のパッティング
パッティングはSG値がマイナスとなっています。
ラウンドあたりのパット数やパッティング・アベレージは平均よりやや上という程度です。
松山英樹の距離別パーオン率とアプローチショットの残り距離
次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。
次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。
上の表を見ても分かるように、125ヤード以内の精度が特に高いようです。
まとめ
松山は精度の高いアプローチショットを武器に戦っている選手と言えます。
このアプローチでメジャーで9勝も勝利を積み上げてきました。
あとパッティングが良くなれば、常勝選手になることは間違いないでしょう。
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