今回は上位20選手のSG値(Strokes Gained、ストロークス・ゲインド(稼いだ打数))を
見ていきたいと思いますので、最後までお付き合いください。
2024年PGAツアー 上位20選手のSG値の分析
上位20選手のSG値は次のとおりです。

今回は第3位から第6位までのマキロイ、松山、モリカワについて分析してみます。
なおSG値の各項目についての説明は以下のとおりです。

詳しいことはこちらの記事をご覧ください。
ローリー・マキロイのSG値分析
マキロイのSGは次のようになってます。

マキロイは2024年は、優勝は1回しましたが、全体としてはあまりよくありませんでした。
終盤に失速してしまった感があります。
SG値のショットに占める割合は87.7%と高く、マキロイもショット力で上位にいる選手と言えます。
2023年のトータルSGは2を超えていましたから、今シーズンは不本意な成績だったでしょう。
その他のマキロイの主なスタッツを挙げてみました。
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やはりドライビング・ディスタンスは素晴らしいですね。
その分、フェアウェイキープ率があまりよくありません。
しかし、トータルドライビング(ドライビング・ディスタンスとフェアウェイキープ率のランクを足した値。少なければよい)は5位、ボールストライキング(トータルドライビングとパーオン率のランクを足した値。少なければよい)は39位とまずまずでした。

松山英樹のSG値分析

松山英樹の2024年のSGは昨年に比べてよかったです。
今シーズンは2勝できましたよね。
松山のSG値も極端です。
全体に占めるショットで稼いだ割合が106%でした。
パッティングのマイナスを補って余りありました。
昨年もパッティングがマイナス(つまりパッティングで稼ぐどころか損をしている)でしたから
松山にとってパッティングが一番の課題と言っていいでしょう。
勝利したジェネシス・インビテーショナルではパッティングのSGが1.074
フェデックス・セント・ジュード選手権では2.06でしたから
パッティングの実力がもう少し上がれば、もっと優勝することができると思います。
あと今年はグリーン周りもよかったですね。
以下は松山の主なスタッツとなります。
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グリーン周りのSG値の良さはスクランブル率に表れています
スクランブル率とはグリーン周りから2打以内でホールアウトした割合のことです。
あと特筆すべきはフェアウェイからのアプローチの対パー比が4位だったことでしょう。
これはフェアウェイからアプローチしたときのスコアを、パーをゼロとして計算したものです。
フェアウェイからアプローチした場合、バーディー以上で上がる確率が他の選手よりも高いことを示しています。
そのほか、フェアウェイキープ率とパーオン率もイマイチといったところです。

コリン・モリカワのSG値分析

モリカワが偏りがあまりない選手です。
すべてのプレーが安定しているといっていいでしょう。
下の表はモリカワの主なスタッツです。
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飛距離こそあまり高くはありませんが、その分フェアウェイキープ率がいいですね。
そのほかパッティングのすばらしさ。
そしてスクランブル率の高さでしょうか。
非常に堅実なゴルフをしているようです。
ここまで2024年のトータルSG値第3位から第5位までの選手の分析をしました。
次回は第6位から第10位までの選手の分析をしてみたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。





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