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PGA選手別分析:トミー・フリートウッド

選手分析(2023)
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トミー・フリートウッドのプロフィール

フリートウッドは1991年イギリス生まれの33歳

プロ転向は2010年で、ユーロツアーで7勝しています。

PGAではまだ勝利はありません。

2023年のトミー・フリートウッドのデータ分析

2023年のフリートウッドのSG値のレーダーチャートは次のとおりです。

フリートウッドの特徴はティーショット、アプローチショット、パッティングすべてが

安定しているところでしょうか。

何か飛び抜ければ常に優勝争いに食い込むことができるような気がします。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

フリートウッドのティーショット

ティーショット関連の数値はすべてにおいて平均並みといったところです。

良くも悪くもないという印象です。

※用語解説

・グッド・ドライブ・パーセンテージ

 フェアウェイキープした回数とフェアウェイを逃したもののグリーンオンした回数の割合

・トータル・ドライビング

 ドライビング・ディスタンスとフェアウェイキープ率のランクの合計

・ボール・ストライキング

 上記のトータル・ドライビングとパーオン率のランクの合計

・キャリー・エフィシャンシー

 キャリー・ディスタンスをヘッドスピードで割った値(ヘッドスピード1mあたりの距離。ティーシ

 ョットの効率性を表した値)

・トータル・ディスタンス・エフィシャンシー

 ドライビング・ディスタンスをヘッドスピードで割った値(ヘッドスピード1mあたりの距離。ティ 

 ーショットの効率性を表した値)

・トータル・ドライビング・エフィシャンシー

 上記のキャリー・エフィシャンシーとトータル・ディスタンス・エフィシャンシーのランクを合計した値

フリートウッドのアプローチショット

フリートウッドのパーオン率はあまりよくありません。

しかし、フェアウェイからのアプローチの対パー比と2オンしたときにバーディー以上で上がった率

については非常に良いです

フェアウェイからのアプローチの対パー比とは、フェアウェイからのアプローチショットが

パーに対してどのくらいで上がったのかを示す値で、すべてバーディーで上がればー1.000

となります。

2オンを狙ったときにグリーンオンする率はよくありませんが

ひとたび2オンすればチャンスは逃さないといった勝負強さが数値に出ています。

フリートウッドのグリーン周り

グリーン周りのSG値が高くなっています。

表にはサンドセーブ率とスクランブル率を載せてありますが

どちらも良好です。

スクランブル率とはバンカーだけでなくあらゆるグリーン周りのシチュエーションから

2打以内でカップインした率のことです。

フリートウッドのパッティング

ラウンドあたりのパット数とパッティング・アベレージはともに上位となっています。

PGAで計算されるパッティング・アベレージは、パーオンしたときのみのパッティング数です。

フリートウッドの距離別のパーオン率とアプローチショットの残り距離

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

まとめ

フリートウッドは前述しましたが、すべてにおいて平均以上の実力を備えています。

これからもPGAの中で上位に位置する選手でしょう。

ただPGAでまだ勝利がありません。

何か抜きん出てくれば勝利をあげる可能性は高いでしょう。

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