PGA選手分析：マックス・ホーマ

マックス・ホーマのプロフィール

マックス・ホーマは１９９０年米国生まれの３３歳。

プロ転向は２０１３年で、PGAでの勝利は６勝となっています。

メジャーでの優勝はまだありません。

２０２３年のホーマのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

ホーマもティーショット、アプローチショット、パッティングすべて平均以上の

オールラウンドプレーヤーと言えるでしょう。

特にパッティングが得意のようで、SG値は全体の６位となっています。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

ドライビング・ディスタンスは３０４．８ヤードと平均よりやや上です。

フェアウェイキープ率も平均並み。

グッド・ドライブ・パーセンテージ、フェアウェイキープの回数とフェアウェイ以外に行ったものの

そこからパーオンした回数の割合は８０．７％とあまりよくありません、。

次のエフィシャンシーですが、これはヘッドスピード１ｍあたりどのくらいの飛距離を稼いでいるかを

示す数値ですが、これもあまりよくありません。

ホーマのヘッドスピードは５３．６ｍ／秒と全体の３０位に位置していますが

ミート率が１．４８７とよくないためと思われます。

ホーマのアプローチですが、パーオン率は約６７％と平均よりやや下です。

しかし、フェアアウェイからのアプローチの対パー比はー０．１８８と４位です。

フェアウェイからアプローチのチャンスを有効に活かしていると言えます。

パーオン率が平均より下なのに、アプローチのパー比が良いのは

後述するパッティングが非常に良いためと思われます。

サンドセーブ率とスクランブル率はともにまずまずの数字です。

スクランブル率とはグリーン周りのバンカーを含めたあらゆるシチュエーションから

２打以内でカップインする率のことです。

この選手の強みはパッティングでしょう。

ラウンドあたりのパット数は第７位、パッティング・アベレージも第３位です。

PGAのパッティング・アベレージはパーオンしたときのみのパッティングで計算されいます。

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

マックス・ホーマは卓越したパッティングとたけた小技でPGAの上位選手でいると言えるでしょう。

ティーショットの精度を上げて、フェアウェイに置くことが今よりも多くなれば

メジャータイトルを奪取する可能性があるでしょう。