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PGA選手分析:コリン・モリカワ

選手分析(2023)
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コリン・モリカワのプロフィール

コリン・モリカワは1997年アメリカ生まれの27歳。

容姿を見てわかるように日系アメリカ人です。

プロ転向は2019年で、PGAツアーですでに6勝しています。

メジャーも全米プロ、全英オープンで優勝している実力者です。

2023年のコリン・モリカワのデータ分析

2023年のモリカワのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

ご覧のとおり、アプローチショットが秀でています。

アプローチのSG値は1.012と第2位を誇っています。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

コリン・モリカワのティーショット

ドライビング・ディスタンスこそ296.2ヤードで134位とあまり飛ぶ方ではありませんが

フェアウェイキープ率が68%と第8位となっており、

精度の高いティーショットで稼いでいます。

フェアウェイキープした回数とフェアウェイを逃したもののパーオンした回数の割合

(グッド・ドライブ・パーセンテージ)も約85%と全体の21位となっています。

非常に安定したティーショットをしていると言えるでしょう。

コリン・モリカワのアプローチ

アプローチもその安定性が数値にも現れており、

パーオン率が約71%の第7位、

フェアウェイからのアプローチの対パー比もー0.161と第10位となっています。

「フェアウェイからのアプローチの対パー比」とは

フェアウェイからアプローチしてパーで上がったときにはゼロとなり

それ以上で上がればマイナス表示となります。

全部バーディーで上がればー1.000となります。

コリン・モリカワのグリーン周り

グリーン周りは平均並みと言えるでしょう。

サンドセーブ率、スクランブル率ともに平均にちかいです。

スクランブル率とはグリーン周りのバンカーを含め、あらゆるグリーン周りの場所から

2打以内でカップインした率をいいます。

コリン・モリカワのパッティング

パッティングについてはあまりいい数値ではありません。

PGAの中であまり飛距離が出ない上位選手というのは

パッティングに強みを持つ選手が多いのですが

モリカワはちょっと例外です。

ラウンドあたりのパット数とパッティング・アベレージはともに平均並みです。

PGAでいうパッティング・アベレージはパーオンしたときのみに計算されます。

コリン・モリカワの距離別パーオン率とアプローチショットの残り距離

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

これらの表を見ても分かるように非常に精度の高いショット力をもっています。

まとめ

モリカワの特徴は、非常に精度の高いティーショットとアプローチショットと言えます。

メジャーを2回勝っているだけあります。

身長は175cmと小柄な選手でありながら、ショットの安定性で

勝ちを積み上げています。

まだまだ今後、勝利を積み上げていく可能性が十分にある選手であると言えますね。

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