PGA選手分析：ジャスティン・ローズ

ジャスティン・ローズのプロフィール

ジャスティン・ローズは１９８０年南アフリカ生まれ、イギリス育ちの４３歳。

言わずと知れたベテラン選手で、優勝回数はPGAで１１回、欧州で１１回、メジャー１回、日本でも中日クラウンズで優勝しています。

４３歳の現在でも世界トッププロの一人でいるというのはすごいですね。

２０２３年のジャスティン・ローズのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

ティーショットこそ落ちていますが、その他のアプローチやパッティングは匠の技を見せています。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

ティーショットのSG値はー０．０４４とマイナスとなってしまっていますね。

飛距離も２９５．２ヤードで全体の１４４位です。

フェアウェイキープ率は平均よりやや上です。

パーオン率は１３６位とよくありませんが、フェアウェイからのアプローチの対パー比は５３位と平均よりやや上となっています。

「フェアウェイからのアプローチの対パー比」とはフェアウェイからアプローチしたときにパーをゼロとした場合のスコア比です。すべてバーディーで上がればー１．０００になります。

2オン狙いはさすがに多くはありませんが、2オンしたときにバーディー以上で上がる率は約６７％と全体の４位となっています。パッティングが良い選手ですので、チャンスがくればしっかりモノにしてますね。

サンドセーブ率は第２位です。

グリーン周りのバンカーを含めたグリーン周りのあらゆる場所から２打以内でカップインした割合を示すスクランブル率は平均よりやや上となっています。

ラウンドあたりのパット数は１３位、パッティング・アベレージは２６位となっています。

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

ローズは飛距離こそ出なくなったもののアプローチとパッティング、そして小技でPGAの上位選手に名前を連ねています。

４３歳とベテランですが、まだまだ活躍してもらいたい選手だと思います。

マスターズでぜひ勝利してもらいたいと個人的に思っています。