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PGA選手分析:トニー・フィナウ

選手分析(2023)
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トニー・フィナウのプロフィール

トニー・フィナウは1989年アメリカ生まれの34歳。

プロ転向はなんと17歳で、米国内のミニツアーに参戦していたようです。

PGAには2013年に初参戦しました。

PGAツアーでは6勝を上げていますが、メジャー勝利はありません。

2023年のトニー・フィナウのデータ分析

2023年のトニー・フィナウのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

トニー・フィナウの特徴はアプローチショットが秀でているところです。

パッティングはあまりよくありません。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

トニー・フィナウのティーショット

ドライビング・ディスタンスは304.2ヤードで66位、平均よりちょっと良いくらいです。

フェアウェイキープ率は約61%で86位、平均並みです。

フィナウは190cmを超える長身ですが、飛距離はそんなに出ていません。

トニー・フィナウのアプローチショット

パーオン率は約69%で全体の40位、フェアウェイからのアプローチの対パー比はー0.133と39位となっています。まずまずといったところでしょうか。

「フェアウェイからのアプローチの対パー比」とはフェアウェイからアプローチしたホールでパーをゼロとしたときのスコア比のことです。すべてバーディーで上がればー1.000となります。

2オン狙いも約67%と積極的です。グリーンオンする率も第32位とアプローチショットの精度もいいようです。

2オンしたときにバーディー以上で上がった率も約64%で全体の19位につけています。

フィナウはアプローチに強みを持っている選手ですね。

トニー・フィナウのグリーン周り

サンドセーブ率は約50%で特別良いほうではないでしょう。

しかしバンカーを含めたグリーン周りのあらゆる場所から2打以内でカップインした率を示すスクランブル率は平均以上の数値となっています。

トニー・フィナウのパッティング

パッティングのSG値はマイナスとなっています。

ラウンドあたりのパット数は全体の120位です。

パッティング・アベレージは平均と言えます。

PGAのパッティング・アベレージはパーオンしたときのみの計算になります。

トニー・フィナウの距離別パーオン率とアプローチショットの残り距離

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

まとめ

フィナウはアプローチショットに強みを持つ選手です。

結果的にあまり良くないパッティングをカバーしています。

とはいえ長年PGAで活躍してきた選手ですから、ここ一番の勝負強さは持っていると言えるでしょう。

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