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PGA選手分析:イム・ソンジェ

選手分析(2023)
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イム・ソンジェのプロフィール

イム・ソンジェは1998年韓国生まれの26歳。

プロ転向は2015年で、PGAツアーで2勝、メジャー優勝はありません。

2023年のイム・ソンジェのデータ分析

2023年のイム・ソンジェのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

イム・ソンジェはアプローチはやや低いですが、ティーショットが優れています。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

イム・ソンジェのティーショット

ティーショットのSG値は全体の24位と良いほうだと思います。

飛距離はほぼ平均、フェアウェイキープ率も平均よりやや上です。

ヘッドスピード1m/秒あたりの飛距離を示すエフィシャンシーは平均以上でまずまずと言えます。

身長が183cm、体重が91kgということですから、もっと飛距離が出てもいいとおもいますが

おそらく飛距離よりも精度に重点を置いているのでしょう。

イム・ソンジェのアプローチショット

アプローチについては、パーオン率がやや悪いですが

フェアウェイからのアプローチの対パー比(フェアウェイからアプローチしたときのパーをゼロとした場合のスコア比)はー0.156と11位となっていますし

2オンを狙ったときのグリーンオンする率とその時にバーディー以上で上がった率がそれぞれ第3位、第10位と非常にいいです。チャンスは逃していませんね。

イム・ソンジェのグリーン周り

グリーン周りの小技系もいいです。

サンドセーブ率が約62%で第4位、スクランブル率もいいです。

スクランブル率とはグリーン周りのバンカーだけでなく、あらゆるグリーン周りの場所から2打以内で上がった率のことをいいます。

イム・ソンジェのパッティング

パッティングについてはSG値が第62位と平均よりやや上です。

ラウンドあたりのパット数は第39位、パッティング・アベレージは第48位です。

PGAでいうパッティング・アベレージはパーオンした場合のみのホールあたりのパッティング数です。

イム・ソンジェの距離別パーオン率とアプローチショットの残り距離

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

まとめ

イム・ソンジェはティーショットとパッティングはまずまずと言えます。

あとはアプローチショットの精度を上げればもっと勝てる選手になると思います。

PGAの上位に位置する選手はほとんどアプローチで稼いでいると言えます。

まだ伸びしろはある選手でしょう。

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