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PGA選手分析:トム・キム

選手分析(2023)
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トム・キムのプロフィール

トム・キムは2002年韓国生まれの22歳。

プロ転向は2018年で、PGAへの本格参戦は2022ー2023シーズンです。

先日、トラベラーズ選手権で惜しくも敗れましたが、シェフラーとプレーオフで戦いましたね。

「トム」という名前は機関車トーマスが由来だそうです。

2023年のトム・キムのデータ分析

2023年のトム・キムのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

トム・キムの強みはアプローチショットです。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

トム・キムのティーショット

ドライビング・ディスタンスは平均よりやや下回っていますが

フェアウェイキープ率は約67%と第12位です。

飛距離はあまり出ませんが、精度は高い印象があります。

トム・キムのアプローチショット

トム・キムの強みは何といってもショット力でしょう。

パーオン率は約70%で第29位。

フェアウェイからのアプローチの対パー比はー0.148で第17位となっています。

フェアウェイからのアプローチの対パー比とはフェアウェイからアプローチショットを打った場合に

そのホールをパーをゼロとしたときのスコア比のことを言います。

すべてバーディーで上がれば、理論的に数値はー1.000となります。

トム・キムのグリーン周り

サンドセーブ率はあまりよくありませんが、スクランブル率(グリーン周りのバンカーを含めたあらゆる場所から2打以内でカップインした率)はまずまずといったところです。

トム・キムのパッティング

ラウンドあたりのパット数もまずまずと言えるでしょう。

パッティング・アベレージは19位と優秀です。

PGAのパッティング・アベレージはパーオンしたときのみの計測になります。

トム・キムの距離別パーオン率とアプローチショットの残り距離

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

ご覧のとおり、125~150ヤードからのショットが良いようです。

下の表のアプローチショット”後”の残り距離も125~150ヤードからのショットが一番ピンに近づけています。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

まとめ

先日のトラベラーズ選手権でもいいパフォーマンスが見られましたが

トータルのSG値が全体の19位で、大きな粗がない選手です。

まだ22歳と若いながらも実力がある選手ですので、これからが楽しみだと言えます。

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