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 PGA選手分析:コリー・コナーズ

選手分析(2023)
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コリー・コナーズのプロフィール

コリー・コナーズは1992年カナダ生まれの32歳。

PGA参戦は2015年で、PGAツアーは2勝しています。

メジャー勝利はまだありません。

2023年のコリー・コナーズのデータ分析

2023年のコリー・コナーズのSG値のレーダーチャートは次のようになっています。

コナーズはティーショットとアプローチが秀でていますね。

次の表は主だった項目の数値を並べたものです。

コリー・コナーズのティーショット

ティーショット関係の数値はどれも平均並みですが

SG値(SG:オフ・ザ・ティー)は第11位と良くなっています。

その理由はにわかには分かりません。ディスタンスも平均値、フェアウェイキープ率もそんなに良い方ではありません。

SG:オフ・ザ・ティーの算出方法は、そのホールの平均スコアから2打目地点からカップインまでの平均打数を引いたものですから、2打目地点からカップインするまでの平均打数が少なくなければ、つまり比較的アプローチをするには有利な場所に行かなければ数値は大きくなりません。

ということは、2打目地点がフェアウェイなどの打ちやすいところに行く場合が多いと言えます。

しかし、フェアウェイキープ率は約61%と特別よくありませんから、グリーンを狙う最適地点を常に狙っていて(プロとしては当たり前のことですが)その精度が高いのではないでしょうか。

ちなみにPGAで発表されている統計値で「フェアウェイ・エッジからの距離」(Distance from Edge of Fairway]というのあるのですが、これがコナーズの場合、6.9mで第16位となっています。

つまりグリーンへのアプローチの最適地点へは精度が高いが、ラフに着地してしまうことがあるため、このような結果になっているのではないでしょうか。あくまでも私の推測ですが……。

コリー・コナーズのアプローチ

アプローチのSG値もいいです。

パーオン率は全体の19位、フェアウェイからのアプローチの対パー比(フェアウェイからアプローチした場合、パーをゼロとした場合のスコア比)も21位となっています。

ティーショットもアプローチショットも精度が高い選手と言えます。

コリー・コナーズのグリーン周り

サンドセーブ率とスクランブル率(グリーン周りのバンカーを含めたグリーン周りから2打以内でカップインする率)はあまりよくありません。

小技に難がありそうです。

コリー・コナーズのパッティング

パッティングのSG値はマイナスとなっています。

ラウンドあたりのパット数とパッティング・アベレージもよくありません。

なおPGAのパッティング・アベレージはパーオンしたときのみの打数で計算されています。

コリー・コナーズの距離別パーオン率とアプローチショットの残り距離

次の表は距離別のパーオン率の順位を表したものです。

次はカップまでの残り距離をアプローチ距離別に示した表です。

まとめ

ティーショットとアプローチショットの精度は高い選手だと言えます。

パッティングがもう少しよくなればもっと優勝争いに絡んでくるようになると思います。

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